2012年1月29日日曜日

原発・放射能なんでも相談コーナーのご紹介



こんばんは。
夜分遅くに失礼します。毎日寒い日が続きますね。
今日は”原発・放射能なんでも相談コーナー”に出店していただく2つの会をご紹介します。

5年後 10年後 こどもたちが健やかに育つ会 せんだい みやぎ
3月11日の震災やそれに続く原発事故以降、不安や情報が知りたという多くの声が上がり、その声は、親から親へとつながり、広がり、大きな輪になって神奈川県葉山町で発足された会です。現在は、逗子・鎌倉・大磯・世田谷・町田・武蔵野などに広がっています。各地で少しずつ活動内容は異なりますが、根本として、「5年後、10年後こどもが健やかに育つ」という希望の元に活動されています。
「せんだい みやぎ」では、『知る』『深める』『伝える』『つながる』『働きかける』をモットーに講演会や楽しんで参加できる講習会などを開催されています。また、宮城県議会や仙台市教育委員会に要請書や請願書の提出などの働きかけも行っています。

子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク
放射能汚染を心配する宮城県南部のメンバーが中心になって発足した会です。
子どもたち、そのまた子どもたちが安心して暮らせる社会を築いていくために、ひとりひとりに出来ることは小さくても、それをつなげて子どもたちをいのちを守る大きな輪を作っていこうと、講演会や勉強会、情報交換会の開催、要望書の提出、保養の情報交換など幅広く活動されています。


3.11以降、原発や放射能の問題は私たちの生活に様々な不安や影響をもたらしています。
「心配しているのは自分だけ?」「子どもを守るためにどいうしたらいいの?」と
不安に思っていても、だれに話したらいいかわからないと思っている方。
当日会場にはたくさんの仲間がいますよ!!
どちらの会も、思いを共有してくれる方ならどなたでも参加できます。
詳しくは当日会場の各ブースに足を運んでみて下さいね。

情報を共有しあって、お互いの想いを話したり、繋がりあえるだけでも
それは きっときっと大きな力になります。
当日会場で、たくさんの方が手をつなぎ、すてきな輪ができますように♪
”おとのわ”でお待ちしています!!

やえ

2012年1月28日土曜日

もののわ こけし人形劇


こんにちは。
本日は仙台こけしぼっこさんのご紹介です。
こけしを愛する3人がこけしを通して様々な広がりをみせてくれています。
今回は もののわ と こけし人形劇で参加して頂きます。

                              「三枚のお札」 の公演です。  



           公演予定時間はLiveが始める前 開演1時から2時の間です。(約15分)
           Liveの状況次第ではもう一度公演予定です。
           舞台・ドラマで活躍している広岡由里子さんが劇団員として参加します。
           ものすご-く良い味でこけしを自由自在に操られますよ!どきどきします。
           現在 ケラリーノ・サンドロヴィッチさんとのユニット 
           オリガト・プラスティコ VOL.5 「龍を撫でた男」稽古真っ只中。
           東京にいらっしゃる方は舞台も是非に。
          
    そしてこけし劇団員も更なる向上を求め、地道な稽古が始まりました。
    日本初の こけし劇お楽しみ下さい!

こけしぼっこさんらしく東北を応援できる事、
そして自分達も元気になれる事考えておられました。
広岡さんも自分が出来る事を考えておられました。
みちのくはじめてのココロミ こけし人形劇 ができました。
こけし愛がなせる業なのかなぁと思います。
団員東北人はただ一人・・・わたしも参加させて頂きます。

次回は仙台こけしぼっこさんとおりづめさんのもののわの予定です。


もののわ おおとも

2012年1月27日金曜日

《せんのわ》ミュージシャン紹介


おとのわのライブは二部構成になっておりまして、
<せんのわ>は、
仙台を拠点に音楽活動をつづけるyumboつながりで 構成されています。
仙台、東京、名古屋の3組のミュージシャンが顔を合わせます。
そして、この日限りのおとのわこども楽団も登場します!



《せんのわ》


yumbo
'98年より仙台を拠点に活動する音楽グループ。澁谷浩次(作詞作曲/ピアノ/ベース他)、工藤夏海(フレンチホルン/フリューゲルホルン)、大月俊二(ギター/ベース/フリューゲルホルン)、高柳あゆ子(ヴォーカル)、山路知恵子(パーカッション)、芦田勇人(ユーフォニウム/ベース/ギター)から成る6人編成。
現在までに「小さな穴」 ('03Majikick)、
「明滅と反響」 ('06Majikick/Igloo)、「甘い塊」 ('08ontonson)、
「これが現実だ」 ('117e.p.) などのCDを発表している。
http://red.ap.teacup.com/yumbo/



tenniscoats
さやと植野隆司を中心とした歌と音。日本のみならず、様々な場所で様々な人と音に出会いながら活動中。様々なキャリアがありながらも、いつも結成当初のような状態で、全く型にはまらない活動/演奏を続ける、日本では数少ない稀な演奏家たち。近年ではマイクやアンプを使わず、より音やうたの根源に近づくような演奏活動を行っている。






Rachael Dadd & ICHI


Rachael Dadd(レイチェル・ダッド)
英国・ブリストル在住。ギター、バンジョー、ウクレレ、ピアノを演奏。
17歳でファーストアルバムをリリース。04年からブリストルに移り、WHALEBONE POLLYTHE HANDなどのサイド・プロジェクトも開始。また、ハンドメイド・ブランドMAGPIEを立ち上げ、音楽や手芸など幅広く精力的な創作活動を行なっている。ソロとしては3枚のアルバム「summer/Autum Recordings(06)、「The World Outside Is In A Cupboart(08)、「After The Ant Fight(08)と、ミニアルバム「Moth in the motor(2010)[UKのみ]、「Elephee(2010)[UKのみ]を発表。GONTITI30周年アルバム「VSOD-very special ordinary days」のゲスト・ヴォーカル。今秋に新作「bite the mountain」リリース! www.myspace.com/rachaeldadd 


ICHI
2005年に1stアルバム「mono」を、2010年に2ndアルバム「memo」をリリース。沖縄から北海道まで全国各地でライブを展開し近年では、イギリスを中心にオランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリアでツアー行い、UK最大規模のグラストンベリーフェスティバルに2年連続出演し、ニューヨークでは、ディアフーフと共演したりと精力的に活動中。スティールパン、木琴、鉄琴、トランペット、メロディカ、風船、タイプライター、声、自作楽器などを一人で自在に演奏し、唄い踊り、オリジナリティあふれる奇想天外なアイディア満載、おもちゃ箱をひっくり返したようなステージングをみせる、ひとりサーカス楽団 ICHI! www.myspace.com/ichijapan




おとのわこども楽団/
この日ここに集まったこども達がレイチェル&イチの曲に合わせて合奏します。

【こども大募集!】就学前の小さなこどもも(ママと一緒に)参加できます。簡単に音の出るものをこちらで用意しますのでどうぞお気軽に。事前お申込みは不要です。当日、13:30に会場集合~~~!ご興味のある方はメールでどうぞ。  otonowa2012@gmail.com



☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆


<せんのわ>への個人的な想い。

おとのわプロジェクトの前野です。

大震災の後、7歳の娘を連れて18時間かけて仙台から大阪まで避難して、
たどり着いた中崎町にあるcommon cafeのドアを開けると
tennniscoatsのお二人が「たましい」という曲を歌っていました。
大震災が起きてからその時まで、この世に音楽があることを忘れていました。
まず反応したのは身体の方で、音が耳からでなく直接身体に響き、
潤っていくのを感じました。

それから数日後、仙台ではまだライフラインも整わないなか、yumboが火星の庭でライブを行いustreamで配信されるのをパソコンで観ました。yumboの音楽は、離れてしまった住み慣れた場所がこことつながっていることを知らせてくれました。演奏する傍らにはそこで寝泊まりしている痕跡の布団が積み上げられていました。

さらに数日後、
神戸にある旧グッゲンハイム邸でひらかれたライブで
レイチェル・ダッドのライブを聞きました。
ライブ前にレイチェルは一緒にいた娘に絶妙な話し方でステージに誘い、
手足に鈴をつけた娘が踊るのを観ました。
終わってから「素晴らしかったよ!」とレイチェルが娘をほめてくれました。

これらの音楽の記憶がずっと気持ちのどこかを包んでくれていました。
今度は仙台でしかもいっぺんに聴けることがうれしくてたまりません。




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2012年1月23日月曜日

《とものわ》ミュージシャン紹介

今回は、もっとも注目の
「おとのわ」にご出演いただくミュージシャンのご紹介を。

音楽イベント「おとのわ」のRensaホールのステージでは
ずーっとライブをやっています。
ギターやピアノの弾き語り、バンド、
セッション、コラボなどさまざまな形で、
アコースティック、ロック、ジャンルにハマらない
さまざまな曲をたっぷり楽しめます。
この組み合せは全国でも初めて。

ライブは二部構成になっています。

<とものわ>の出演者は、
友部正人さんにお願いしお声をかけていただきました。
ぞくぞくと出演OKのお返事をいただくたびに興奮しっぱなし。
「おとのわ」にぴったりの素晴らしいミュージシャン達が集まりました。
年間100本以上ライブをおこなっているミュージシャンばかりで、
多忙なスケジュールのなか、
イベントの趣旨を理解してくださり来てくださることになったのです。

それでは<とものわ>の紹介、はじまり~~。



《とものわ》


友部正人/1950年東京生まれ。
19歳のとき名古屋の路上で歌い始め、72年「大阪へやって来た」でレコードデビュー。以降最新作「クレーン」(2010)まで22枚のオリジナルアルバムを発表する。曲を自作し歌うスタイル(シンガーソングライター)をはじめた最初期の一人。現在も精力的にライブをおこない、日本各地をツアーしている。著書も多数あり、最新詩集は「退屈は素敵」(思潮社)など詩人としての評価も揺るぎない。ニューヨークと日本を行ったり来たりの暮らしを長く続けている。



曽我部恵一(そかべけいいち)/
1971年生まれ、香川県出身。ミュージシャン。ROSE RECORDS主宰。
ソロだけでなく、曽我部恵一BAND、再結成を果たしたサニーデイ・サービスなどで活動を展開し、歌うことへの飽くなき追求はとどまることを知らない。プロデュースワーク、執筆、CM・映画音楽制作、DJなど、その表現範囲は実に多彩。下北沢のカフェ兼レコード店CITY COUNTRY CITYのオーナーでもある。最新作は、多岐に渡る活動を集約し、今一度、表現主体である曽我部恵一として歌へと向き合ったソロアルバム『PINK』。http://www.sokabekeiichi.com





タテタカコ/ハードコア・パンクからアヴァンポップまで、あらゆる表現分野を内包し得る新種(あるいは、珍種)のシンガー&ソングライター。
ピアノと歌だけを携えて、剥き出しの表現者魂に導かれるまま独立独歩で歌って歩く。
2004年、映画「誰も知らない」(是枝裕和監督作品)の挿入歌「宝石」を収録したアルバム「そら」をリリースしデビュー。
以降、よしもとばなな原作による映画「アルゼンチンババア」の主題歌や、CM等に楽曲を提供。
2007年には、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で、彼女の独特な音楽活動の様子が放送され話題を呼んだ。 http://www.tatetakako.net/




東京ローカル・ホンク/1994年結成の4人組。LIVE盤を含む5枚のアルバムを発表し、その音楽性/演奏力は各方面から高い評価を得ている。友部正人との共演はアルバム『クレーン』に結実、その後のツアーでも語り草になる名シーンを多数残した。
201111月には4年ぶり待望の3rdアルバム『さよならカーゴカルト』をリリース! http://www.honk.jp/






小野一穂/1976年東京生まれ横浜在住のシンガーソングライター。コツコツ働いた20代を経て、30歳頃から本格的に音楽に取り組むようになる。
2010年末、1stアルバム「綿帽子」をリリース。素朴な唄と生活の詩、シンプルなサウンドに好評を博す。
2011年はWindBlowAcousticCamp、勝手にウッドストック、Project FUKUSHIMA 等大型野外フェスにも出演。 http://onokazuho.com/












ライブハウスというと、
立ち見でタテノリでぎゅうぎゅうというイメージがあるかもしれませんが、
ご安心ください。
「おとのわ」はゆったり。
小さいお子様やおじいちゃん、おばあちゃんも楽しめるように
優先席や会場作りを考えていますので、
どうぞお気軽にいらしてくださいね。

次回は
<せんのわ>にご出演いただくミュージシャン3組のご紹介をいたします。
どうぞお楽しみに!



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2012年1月22日日曜日

もののわ 飾人(かざりびと)

こんにちは、もののわ のおおともです。
仙台は久しぶりの大雪でした。
湯たんぽ・きりたんぽ鍋・おでん・毛糸のくつした・腹巻・熱燗。
あらゆるあたたかを駆使してぽかぽかで乗り切りたいですね~。

おとのわ 一ヶ月をきりました。
あちこちで、耳に目に口にするようになりました。
チラシ&ポスター・チケットのお取り扱い等、
快くご協力頂きました店舗の皆さま☆個人の皆さまには心より感謝を申し上げます。
皆さんの励ましや、賛同の言葉が何よりの力と勇気になっています。


世界に類の無い宇宙初のイベントだなぁーと、
おとのわのチラシをみるとしみじみ感じます。


もののわ 

飾人(かざりびと)

仙台を拠点に全国のイベント(松本クラフトフェア・デザインフェスタ)に、出店。
アクセサリーは多種を製作されておりますが、音楽をイメージしながら製作される
ブローチピンは様々な世代の方に好評です。本当にメロディーが聞こえてきそう。
個展で発表されるお城の指輪・きのこの指輪・立体造形も幅広く・・・・
Love&Fantastic な世界です。
当日会場ではどんな世界をたずさえて来てくださるのでしょう・・・・わくわくします。

             

惑星観測
次回 仙台こけしぼっこ&こけし人形劇 のお知らせです。

2月19日 日曜日 13:00~ こどもから際限なく大人なまで おとのわ で会いましょー。

もののわ みゆき


2012年1月21日土曜日

ローソンにポスター出現!

宮城県周辺のローソン全店に「おとのわ」のポスターが掲示されています。
出演ミュージシャン4名の写真つき。
今シーズンのおすすめライブに選んでいただきました。















そのまま店頭でご予約できますので早目のチケット入手をおすすめします~。
ローソンにある端末機にて。Lコードは<24318>です! 


◇  ◇  ◇  ◇  ◇


今週に入って、地元メディアからの取材が相次いでおります。
関心を持っていただき、
ありがたく、たいへん励みになります。










どの記者のかたも、3.11以降、
たくさんの被災地へ取材に出向かれているので、
表面的な取材とはならず、
個人的なこと、今感じていることなどに話が及び、
2、3時間があっという間に経っています。
イベントのための準備の時間ではあっても、
過程のなかにたくさんの得難い時間があり、
大切だなと感じています。

◇  ◇  ◇  ◇  ◇


先日、
「おとのわ」にブース出店していただく皆様と
打ち合わせを兼ねた交流会をひらきました。










「おとのわ」の会場には、当日、
手作りのアクセサリー、雑貨、ヘンプやコットンの洋服、
金属のオブジェ作品など楽しいモノたちがたくさん並びます。
ここでしか手に入らないものもありそうです。どうぞお楽しみに。


そして、サプライズな出しものが追加決定。
仙台こけしぼっこさんによるこけし人形劇です!
ほんもののこけしが舞台を縦横無尽に駆け巡り、観るものを驚かす、
子供からお年寄りまで楽しめる傑作のお芝居です。
こちらでちらっと雰囲気を味わえます。
巷では、こけし人形劇への注目が日に日に高まりつつあるこの頃。
たぶん、プログラム的には最初の方ですよ(こっそり)。

さまざまなジャンルがミックスする「おとのわ」。
隅から隅までどうぞごゆるりとお楽しみを~~~。

前野久美子(book cafe 火星の庭


         ★こちらもどうぞご覧下さい
          せんだいコミュニティカフェ準備室 ブログ





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2012年1月15日日曜日

おとのわの螺旋階段を昇ろう

はじめまして!スタッフのゆんたみきこです。
音楽が大好きな仲間たちと、”おとのわ”を立ち上げました。
私は、子どもの頃から「うた」を聴くのが大好きです。
うたは、幾多のひとの心に一度に働きかけることができる、人間の持つ魔法の一つ。
音楽は、理屈を超えた奇跡や癒しやエネルギーを私たちに与えてくれてきました。
ー世界のはじめに、音があり、人とともに、いつもうたがあったー
私たちはいま、津波と放射能の前線近くに暮らし、そこで育つ子どもたちを見守る大人として、いかに健やかに在り、人間らしい自由と喜びを満喫して、生を謳歌していくか、その根本を問われています。それこそが、リアリティです。
大変な時代になってしまった。
だけど、ここからが本番だ!
ここからが、人間が人間の本領を発揮するところ。
そんな今を生きるわたしたちが、音楽でつながり、力を得て、笑いながら元気に次の扉を開いていけますように。
 2/19、仙台から、おとのわの螺旋階段が上昇して、うたとともに空を開く、そんなイメージ、光の街から。

コージさんの絵



「おとのわ」のチラシは見ていただけましたか。
仙台市内の各所で、
また、南は沖縄から北は札幌まで配布していますので、
どこかで見かけたらお手に取っていただけたらうれしいです。
おとのわの開催が決まり、準備がはじまった昨年秋、
チラシのことを考えていたとき、
スズキコージさんだ!!コージさんにチラシの絵をお願いしたいっ。
と思いました。
子供から大人まで愛されるコージさんの絵本は
100冊?もっと?数えきれないほど。
ミクロとマクロの世界が一枚の絵に融合する独特の絵。
観ているうちにどこまでもイメージがふくらんでいく気持ちよさ。
一度見たら忘れられない強力なパワーを持っています。
「おとのわ」もさまざまな要素を持つイベントでありたい。
シンボルの旗のように
コージさんの絵がはためいていたらいいなと思いました。

行動あるのみ。おつき合いさせている絵本屋さんにコージさんを
ご紹介いただけないかお願いしました。
すぐイベントの趣旨を理解してくださり、
快く連絡先を教えてくださいました。
ドッキドキでコージさんに電話をかけると、
面識もない私の話しをうんうんと聞いてくださった後に、
「僕の絵でよかったらいいですよ」とお返事をいただいたのでした。
数日後、
「どうぞ好きなものを使ってください」と四枚の絵の画像が届きました。



















焚き火、子供達、動物、草、花、
風変わりな生きものたち、陽気な女性…。
観ていて泣いてしまった。
四枚ともいいなぁと思って、選びかねていたとき、
「『現代用語の基礎知識2012』に僕の絵が載っているよ」と
コージさんに教えていただき、
見てみると巻頭にある「原発」特集の最初の見開き2ページに
コージさんの絵がバーンと載っていました。

















すごい絵でした。(書店でぜひ見てくださいね)
この絵は
2011年6月11日に東京で大規模な脱原発デモがあった日、
ライブペインティングによって描かれました。
これだぁ~とノックアウトされ、
コージさんに「おとのわ」のチラシに使わせていただきたいと
お願いして、こうしてチラシの絵は決まりました。
絵のタイトルは「NO NUKES」。
未来への祈りが込められている気がします。
昨年12月に東京でコージさんの個展があり、
この絵の原画を見ることができました。
タテ2メートル、ヨコ4メートルの巨大さにまず圧倒され、
印刷では白だと思っていた色が実は銀色がかっていて、
絵から浮き上がり光の束となって放たれ眩しく輝いていた。
安らかな静寂と暖かいものに包まれるような感覚になりました。
チラシをデザインしてくれた横須賀拓さんも一緒に観て、
すごいねぇ~いいねぇ~と感動し合いました。
ご本人のコージさんと初めて対面し、お礼をお伝えできてほっとしました。

昨年秋に東京・東中野ポレポレ坐でコージさんはじめ、
絵本作家59名が作品を寄せた「ぼくらの原始力展」が素晴らしい企画で、
いつか観ることができればいいなと思っています。

絵には人を動かすエネルギーが宿っているのだと感じます。
スズキコージさん、ほんとうにありがとうございます。

チラシをデザインしてくれた横須賀拓さんにも最大の感謝を。
横須賀さんは仙台のご出身。
東京でご活躍のグラフィックデザイナーです。
想いを共有していただき、
こちらの想像以上の素敵なチラシを作っていただきました。
横須賀さんにお願いできたことは、
「おとのわ」にとってとても大きな助け舟となりました。
チラシってイベントの顔ですもの。
このブログの右側にチラシの画像がありますので、
ぜひプリントアウトして読んでください。
実物は仙台ならメディアテークに確実にありますので~。
もちろん、火星の庭も。


前野久美子(book cafe 火星の庭






2012年1月5日木曜日

2012年よろしくお願いします!


2012年になり、「おとのわ」が近づいてきました。

開催まであと一ヶ月とちょっとです。新しい日記帳の2/19のところに、
「おとのわ」の予定を入れていただければうれしいです。

私は「おとのわ」の出演ミュージシャンと会場の担当をしています前野です。
ふだんは火星の庭という古本カフェをやっています。
震災が起きたときはお店にいました。人もお店も無事でした。
自宅マンションが大規模半壊で立ち入り禁止になったので、
しばらくお店で寝泊まりしていました。
そのうちに東京電力の福島原発の爆発を知り、
原発にくわしい友人のすすめで、3月15日に7歳の娘を連れて関西へ避難しました。
その後のあれこれは長くなるので省きますが、今は仙台に留まって震災後の
新しいビジョンを模索しているところです。まだまだ困難な状況は続き、
先も見えないなか、気持ちだけはしっかり保っていきたいなと思っています。

「おとのわ」をはじめよう!と思ったのが、仙台にいる四人の女性達。
困難な状況でもひるまず、少しでも楽しく、明るく乗り切っていこう
という想いからです。

この日は8組のミュージシャンが演奏します。
仙台でこの組み合せはかつてないこと。
みなさんどなたも素晴らしいミュージシャンです。
ブースには仙台で人気のお店や作家の手仕事や雑貨が並び、
カフェではおいしい飲みもの、食べもの。
そして、
仙台で原発事故と向き合って活動をされている方々のブースがあり、
放射能や原発について、大切な情報や、具体的な対策などについて
相談できます。

音楽を楽しみつつ、未来への想いを馳せる場として、充実した一日をお約束します!

チケットは、 ローソン各店の店頭でお買い求めになれます。
ローソン : TEL.0570-084-002(Lコード : 24318
火星の庭でも販売中です。
どうぞお早目の入手をおすすめいたします~~。

次回からは、イベントの舞台裏などのご紹介をしたいと思います。
どうぞお楽しみに!