2012年1月27日金曜日

《せんのわ》ミュージシャン紹介


おとのわのライブは二部構成になっておりまして、
<せんのわ>は、
仙台を拠点に音楽活動をつづけるyumboつながりで 構成されています。
仙台、東京、名古屋の3組のミュージシャンが顔を合わせます。
そして、この日限りのおとのわこども楽団も登場します!



《せんのわ》


yumbo
'98年より仙台を拠点に活動する音楽グループ。澁谷浩次(作詞作曲/ピアノ/ベース他)、工藤夏海(フレンチホルン/フリューゲルホルン)、大月俊二(ギター/ベース/フリューゲルホルン)、高柳あゆ子(ヴォーカル)、山路知恵子(パーカッション)、芦田勇人(ユーフォニウム/ベース/ギター)から成る6人編成。
現在までに「小さな穴」 ('03Majikick)、
「明滅と反響」 ('06Majikick/Igloo)、「甘い塊」 ('08ontonson)、
「これが現実だ」 ('117e.p.) などのCDを発表している。
http://red.ap.teacup.com/yumbo/



tenniscoats
さやと植野隆司を中心とした歌と音。日本のみならず、様々な場所で様々な人と音に出会いながら活動中。様々なキャリアがありながらも、いつも結成当初のような状態で、全く型にはまらない活動/演奏を続ける、日本では数少ない稀な演奏家たち。近年ではマイクやアンプを使わず、より音やうたの根源に近づくような演奏活動を行っている。






Rachael Dadd & ICHI


Rachael Dadd(レイチェル・ダッド)
英国・ブリストル在住。ギター、バンジョー、ウクレレ、ピアノを演奏。
17歳でファーストアルバムをリリース。04年からブリストルに移り、WHALEBONE POLLYTHE HANDなどのサイド・プロジェクトも開始。また、ハンドメイド・ブランドMAGPIEを立ち上げ、音楽や手芸など幅広く精力的な創作活動を行なっている。ソロとしては3枚のアルバム「summer/Autum Recordings(06)、「The World Outside Is In A Cupboart(08)、「After The Ant Fight(08)と、ミニアルバム「Moth in the motor(2010)[UKのみ]、「Elephee(2010)[UKのみ]を発表。GONTITI30周年アルバム「VSOD-very special ordinary days」のゲスト・ヴォーカル。今秋に新作「bite the mountain」リリース! www.myspace.com/rachaeldadd 


ICHI
2005年に1stアルバム「mono」を、2010年に2ndアルバム「memo」をリリース。沖縄から北海道まで全国各地でライブを展開し近年では、イギリスを中心にオランダ、ベルギー、フランス、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリアでツアー行い、UK最大規模のグラストンベリーフェスティバルに2年連続出演し、ニューヨークでは、ディアフーフと共演したりと精力的に活動中。スティールパン、木琴、鉄琴、トランペット、メロディカ、風船、タイプライター、声、自作楽器などを一人で自在に演奏し、唄い踊り、オリジナリティあふれる奇想天外なアイディア満載、おもちゃ箱をひっくり返したようなステージングをみせる、ひとりサーカス楽団 ICHI! www.myspace.com/ichijapan




おとのわこども楽団/
この日ここに集まったこども達がレイチェル&イチの曲に合わせて合奏します。

【こども大募集!】就学前の小さなこどもも(ママと一緒に)参加できます。簡単に音の出るものをこちらで用意しますのでどうぞお気軽に。事前お申込みは不要です。当日、13:30に会場集合~~~!ご興味のある方はメールでどうぞ。  otonowa2012@gmail.com



☆    ☆    ☆    ☆    ☆    ☆


<せんのわ>への個人的な想い。

おとのわプロジェクトの前野です。

大震災の後、7歳の娘を連れて18時間かけて仙台から大阪まで避難して、
たどり着いた中崎町にあるcommon cafeのドアを開けると
tennniscoatsのお二人が「たましい」という曲を歌っていました。
大震災が起きてからその時まで、この世に音楽があることを忘れていました。
まず反応したのは身体の方で、音が耳からでなく直接身体に響き、
潤っていくのを感じました。

それから数日後、仙台ではまだライフラインも整わないなか、yumboが火星の庭でライブを行いustreamで配信されるのをパソコンで観ました。yumboの音楽は、離れてしまった住み慣れた場所がこことつながっていることを知らせてくれました。演奏する傍らにはそこで寝泊まりしている痕跡の布団が積み上げられていました。

さらに数日後、
神戸にある旧グッゲンハイム邸でひらかれたライブで
レイチェル・ダッドのライブを聞きました。
ライブ前にレイチェルは一緒にいた娘に絶妙な話し方でステージに誘い、
手足に鈴をつけた娘が踊るのを観ました。
終わってから「素晴らしかったよ!」とレイチェルが娘をほめてくれました。

これらの音楽の記憶がずっと気持ちのどこかを包んでくれていました。
今度は仙台でしかもいっぺんに聴けることがうれしくてたまりません。




-

0 件のコメント:

コメントを投稿